今回は豪華メンバーで楽しく開催出来ました。
お席も満席になりました。

暗くて怖かった近辺が明るくなりました。デゴイチが神戸駅前のパワースポットとして。デゴイチ大明神に願いを託す人々の訪ねる場所に。更にデートの待ち合わせの場所になるといいですね。

D51の来歴：　1978年7月13日元町三越前広場で、D51蒸気機関車取り付け工事が完了し、除幕式が行われた。神戸ライオンズクラブの創立25周年記念行事の一環として、国鉄及び神戸市に働きかけ、実現したものである。この式典並びに祝賀会の主催者は神戸市と神戸駅周辺開発促進連合会で、神戸市からはD51グリーン広場（現きらら公園）にD51機関車が景観を添えたことを高く評価され、西元町の人気を集めて繁栄に寄与するだろうと賞賛された。（神戸LCレター1978年9月号より抜粋）
除幕式を終わると三越5階食堂で盛大な祝賀会が執り行われ、宮崎市長、八田大鉄局長のご挨拶があり、白鶴寄贈の清酒の酒樽を割って賑やかな宴会になったそうです。1982年8月（日付は神戸LCレターより）何かの都合で現在地（我が国最古の跨線橋「相生橋」跡）に移設されて40年間になります。

NPOあいあいネット神戸は、元町の西国街道としての歴史に魅せられ、西元町に事務所を開設して20年経ちました。2017年から始まった「みなと元町タウン協議会」の神戸駅東地区のクリーン作戦に参加させていただいた際、デゴイチが雨ざらしで錆が浮き、草ボウボウでゴミの不法投棄もある状態を見て涙が出ました。旧国鉄職員で鉄道ファンとのつながりが強い飯野氏との奇跡の出会いをきっかけに「D51を守る会」を作り、代表になっていただき、早速2ヶ月に1回の整備塗装のボランティア活動を始めました。活動の都度、デゴイチ広場管轄の神戸市文化スポーツ局文化交流課に報告相談をさせていただいていたのですが、この度、建設局駅前魅力創造課のJR神戸駅周辺の再整備が始まり、「観光資源であるD51のライトアップ等を行い、D51広場の高質化を図る」と連絡があったときには、嬉しさで胸が一杯になりました。
みなと元町タウン協議会様のご支援で、令和元年１０月に第１回目を開催させていただき、令和３年１２月には各社様のご寄付と神戸市の「商業者による賑わい・魅力発信活動支援事業補助金」をいただき、第２回目のデゴイチまつりを開催できました。
第３回目予定の昨年は、資金の調達がままならず、頓挫しました。今年は何とか開催できたらと思っています。
神戸駅が東海道本線の終点であるという地の利を生かし、今できることを行っていけば、広く全国に知られ、神戸・元町の存在をクローズアップする存在になると信じます。デゴイチを守る会のスタッフ一同、これからも貴重なSLを保存する活動を続け、地域のアイドルに育てたいと張り切っています。これからも皆様のご支援をお願い致します。